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カルタゴ

カルタゴ

ここ10数年ほど「行きたい国はどこ?」と訊かれると、決まって「チュニジア」と答えている。すでに旅の序章も決めている。空路で直接入るのではなく、イタリアから地中海を渡り、船でチュニジア入りするのだ。この「地中海を横切る」というところに、はるか昔の歴史ロマンを感じ、想像しただけでうっとりしてしまう。それに、食べ物の恵み豊かな地中海沿岸にはおいしい料理がたくさんあるという。食いしん坊としては、実に見逃せないエリアなのだ。

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FIFAワールドカップ2002で日本と対戦したことから知名度も上がったチュニジア。そのチュニジアをはじめとする地中海沿岸料理を日本で、しかもこの中野で食べられる店がある。20年近くもの間、中野駅南口にほど近い地で多くのグルメを惹きつけてやまないアラブ・トルコ・地中海料理「カルタゴ」だ。

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「カルタゴ」とは、時をさかのぼること2800年前、現在のチュニジアで栄えた都市国家。入口にも憧れのチュニジアン・ブルーの扉が模されていたので、てっきりチュニジア料理店かと思ったら、マダムが「地中海沿岸の料理というと、日本ではヨーロッパ側のものばかりが出ているので、その反対側の北アフリカや西アジアの料理も紹介したいと思いました。そのとき、シェフが“ローマ対カルタゴ”の図式をイメージしたそうなので、店名を『カルタゴ』としたのです」と説明してくれた。

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