殿ヶ谷戸庭園

JR国分寺駅から、わずか徒歩数分に位置する「殿ヶ谷戸庭園」。もとは大正時代に造られた満鉄副総裁の江口定條の別荘であり、昭和になってから、三菱財閥の岩崎家の別邸となった。そんな歴史にふさわしく、昔の上流階級の世界を垣間見るような、非日常の空間を味わえる。
手入れの行き届いた庭園は、武蔵野の地形を生かした「回遊式林泉庭園」といわれる造りで、芝生や湧水池、樹木と変化に富んだ雰囲気を各所で味わえるのが特徴だ。
武蔵野の植生さながら、多彩な植物を見ることができ、季節ごとにモモ、アジサイなどの花が咲き、また秋の紅葉と池の眺めは絶景と評判。庭園内には「紅葉亭」と名付けられた和風の建築物もあり、有料だが、集会所として利用も可。
庭園そのものも入園料(中学生以上150円)がかかるが、それ以上の価値がある庭園である。地元の住民運動によって開発計画から保護されたという経緯にも納得。きっと今後も地元住民の誇りであり続けるだろう。

殿ヶ谷戸庭園
所在地:東京都国分寺市南町2-16
電話番号:042-324-7991
開園時間:9:00~17:00(入園は~16:00)
休園日:年末年始
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index036.html
