大山街道ふるさと館

東急田園都市線が通っているあたりは、江戸期に“大山街道”と呼ばれる重要な道路の1つであり、相模国大山にあった阿夫利神社への参拝道でもあった。
阿夫利神社を目指す参拝客たちは渋谷・三軒茶屋・用賀を経て、多摩川を超えた最初の宿、溝口・二子宿へとたどり着く。その溝口宿があった現在の溝口エリアには平成4年、「大山街道ふるさと館」がつくられ、大山街道に関するさまざまな資料を展示している。特に興味深いのは、大山詣に向かう庶民の持ち物。当時の民俗・風俗を垣間みられ、物見遊山などで人生をそれなりに楽しんだであろう人々の暮らしの一部が見てとれる。
大山街道ふるさと館は、地域に密着した施設としても親しまれている。展示室では地域ゆかりの芸術家などに関する資料を展示しており、イベントホールや和室、会議室は講演会や会議などに利用可。大山詣に負けないほどの賑わいを見せることもあり、溝口付近の活気をつくり出している。
大山街道ふるさと館
所在地:神奈川県川崎市高津区溝口3-13-3
電話番号:044-813-4705
http://www.city.kawasaki.jp/88/88oyama/home/hurusato.htm


