『阪急神戸線沿線で暮らす【街ピタ】~沿線&不動産の情報』サイトオープンしました(2008/10/14)
『阪急神戸線沿線で暮らす【街ピタ】~沿線&不動産の情報』サイトオープンしました(2008/10/14)
『阪急神戸線沿線で暮らす【街ピタ】~沿線&不動産の情報』サイトオープンしました(2008/10/14)
1868年の開港より西欧文化の玄関口として機能してきた港町・神戸。日本で最大の貿易港として発展した神戸には、西欧文化が強く根付いたとともに、日本の西欧化の発信源としての重大な使命を担ってきた。また、戦後に起こった東京への一極集中以前は日本最大の商都であった大阪には明治から昭和前期に掛けて日本一の富と文化が集積した。
この日本で最も富と文化が集積した2大都市に挟まれた阪神間の諸都市は、神戸から流入した西欧文化を日本に導入する「実験場」として、また大阪より優れた環境を求めて移住してきた上流階級や中産階級があこがれた「西欧風の近代的生活」の実践の場所としての2つの要素が交じり合い、独特の上流志向的であり最先端な文化が形成された。いわゆる「阪神間モダニズム」と呼ばれるものだ。
21世紀の現在、「阪神間モダニズム」は阪神間の住民に深く根付いたとともに、表層的な文化としては既に過去のものとされている。しかし、現在でも阪神間に多く見られるキリスト教の教会や個人美術館、諸邸宅などの建築物として現在にもその面影を強く残している。
今回は、明治時代後半から戦前までの「阪神間モダニズム」というハイカラでモダンな雰囲気に味わうため、阪急電車に乗って、タイムスリップする旅に出てみた。

まずは、関西でも屈指のお屋敷町・夙川からスタート。川沿いを歩きながら夙川公園でのんびりしてみた。
春だと桜が満開になるこの公園。そういえば、ソメイヨシノも明治時代以降に全国で植樹された樹のひとつだと思い出した。当時の人たちも、植えたばかりの若い桜の木の下で花見をしていたのかも・・・と想像してみた。

夙川駅から少し歩くと、左手に荘厳なたたずまいのゴシック様式の教会が。これは、カトリック夙川教会で1921年に建てられたもの。聖堂のステンドグラスを見ていると、ここが日本ということ忘れてしまいそうだ。

また夙川沿いに戻り、片鉾池へ。今はまったく面影がないが、ここには1907~1913年の間、関西最大の遊園地の「香櫨園遊園地」があった。往時は遊びに来る多くの人で、常ににぎわっていたらしい。現在は、ハスの花が有名な池として広く知られている。
往時の「香櫨園遊園地」に思いを馳せてみたが、全くその名残がないため、残念ながらこれと言った想像は浮かばなかった・・・。
片鉾池 0円(残金10,000円) 片鉾池(香櫨園遊園地跡)

大阪の下町・阪神間の高級住宅街、そしてファッションタウンの神戸など、バラエティに富んだ街を抱える阪急神戸線沿線には、それぞれのカラーを持った商店街がたくさんある。ここでは、阪急神戸線沿線のオススメの商店街を紹介しよう。
まずは、阪急沿線の人にとっての大阪都心の玄関口・十三駅。西口が商店街の中にあるというこの駅周辺は、大阪を代表する下町的なエリアであるため商店街が何本も交差する。東口の十三駅前通り商店街と十三東駅前商店、西口の十三本一商店会、十三フレンドリー商店街、元今里商店街、サカエマチ商店街・・・と数えるとキリがないほど。この充実振りは大阪市内、さらには西日本でも有数のものだろう。

どの商店街も、昼は庶民の味方として大活躍!お惣菜から生活雑貨まで何から何まで揃う。しかし、夜は少し印象を変えて、飲食店がひしめきあう通りに。大衆酒場など個性あふれる店が多く、リーズナブルで美味しい、サラリーマンにとってなんともうれしいお店が並ぶ。

阪急神戸線沿線は、関西屈指の人気エリアだ。例えばマンション情報のポータルサイト「MAJOR7」が行った「第9回 住んでみたい街アンケート2008年」での関西圏での結果は、1位の芦屋を皮切りに夙川・西宮・岡本・神戸・御影・梅田と上位7位までを阪急神戸線沿線が独占、16位中10箇所が選ばれるという、驚異的な人気の実態が明らかになった。
その人気の歴史は明治時代までさかのぼる。江戸期より日本の経済の中心地であった大阪は、産業革命が起こった明治時代においても日本最大の経済都市だった。またその玄関口としての神戸も東洋最大の港湾都市として発展した。しかし、その反面この2大都市の都心部では人口集中と産業化による住環境の悪化のため、特に富裕層や明治期に形成された中産階級(会社員や官吏・軍人・大学教員など)は自然が溢れる住環境が良好な郊外へと続々と移住していった。
ちょうどそのころ、大阪と神戸を結ぶ都市間鉄道の整備が進んでいた。まず阪神電鉄本線が1905年に開業、そして遅れること15年・1920年には現在の阪急電鉄神戸本線が開業、六甲の自然と風光明媚な大阪湾に挟まれた阪神間は瞬く間に高級住宅街として整備された。
なかでも、夙川から御影にかけてのエリアは、日本でも有数の高級住宅街として知られている。古くから、事業家や資産家が多く住んでいたこれらの街の魅力とはいったい何なのか?マルーン色の電車に乗って、そのヒミツに触れてみた。
まず、降り立ったのは、関西屈指のお屋敷町・夙川。

春には桜が咲きほこり、夏は松が美しい夙川公園が有名なこの街は、遠藤周作が洗礼を受けたことでも知られているカトリック夙川教会も有名だ。この教会は、1932年から変わらぬ姿であるという。
駅前にはスーパーがあったりするのだが、一歩路地に入ると、どこか歴史を感じさせる、落ち着いた雰囲気を持つ街である。


西宮市の西部を流れる夙川の周囲に広がる、香枦園浜から阪急夙川駅を越え、銀水橋までの4キロメートルもの長さを誇る「夙川公園」。正式名所・夙川河川敷緑地。
ソメイヨシノやオオシマザクラなど約1,660本もの桜の木が植えられており、春には花見客が大勢訪れることで有名。その美しさは、「日本さくら名所100選」に選定されたほど。
桜だけではなく松も数多く植えられているほか、池があったりと四季折々の景観を楽しめる。また、「日本の歴史公園100選」「美しい日本の歴史的風土準100選」にも選ばれている。
夙川公園
所在地:兵庫県西宮市大井手町ほか
電話番号:0798-35-3321